일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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げんだいてつがくこうわ

現代哲学講話

戸坂 潤

戸坂 潤의 現代哲学講話(げんだいてつがくこうわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 268,337자 · 522화면

아오조라 문고

それだけでも、世論と公衆との食い違いは明らかだろう。

だが夫だけではない。公衆はタルドによれば、群集とは異って、空間的条件を以て結合して出来上るものではなく、言論機関――その主なものがタルドでは印刷である――を媒介として結合した処の集団であった。だから公衆はそうした言論機関の恩恵に直接浴している個人同志の間でしか成り立たないわけである。そうした言論機関の上に意志表示をなし得ない人間は、公衆にはぞくさないだろう。そういう人間は処で世論を造り上げる単位とはなれないのであるか。なる程新聞紙やラジオの上に表現された意見だけが、そうした公衆の共有物だけが、世論だと定義して了えば夫までであるが、デモンストレーションやアジ演説――それは公衆ではなく空間的に結合した群集に対するものに他ならぬ――は、プロレタリアの世論を、大衆的意見を、造り出さないのであるか。――社会的表示機関を用いて表示された意見でなければ世論ではないという考え方は、世論としての世論(所謂「世論」)をしか世論と考え得ない処の、ブルジョア政治家乃至ブルジョア思想家達の、迷信である。

そういうわけで、世論と公衆とは相蔽う概念ではない。