후리가나로 읽는 일본 고전
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めいしんとしゅうきょう
迷信と宗教
井上 円了
井上 円了의 迷信と宗教(めいしんとしゅうきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 151,147자 · 298화면
その実例は『おばけの正体』の中にたくさん掲げておいたが、その書に漏らせるもの一、二を挙げることにしよう。
ある民家にて夜中拍子木の声が起こり、深更になるほど強く聞こえ、ことに雨の降る夜に多い。これを狐狸か化け物の所為と思ったために、妖怪沙汰となった。後に詮議の結果、その家の井戸に、井戸側の途中、横より雑水を漏らせる所あって、それが井中に落ち、かの音を生ずることが分かったという話がある。また、ある人が他家に宿りし際、深夜に「お頼み申します」の声が幾回となく聞こえてくるも、だれ一人起きて出ずるものがない。よって、自ら起きて戸外をうかがうに人の影だもない。再び寝に就けばまた同様の声がする。よって、また起きてうかがうに、さらに人の来たりし様子がない。これはいわゆる狐狸の所業と思いながら、そのそばの戸にすきまがあいているのを見て、シッカリ閉じて寝に就きたれば、「お頼み申す」の声がせなくなった。よくよく考えみれば、その夜の強風が戸のすきまへ強く吹き込む響きを誤認したことが分かったそうだ。
栃木県那須郡那珂村にて聞くところによると、某家の庭前に、晴天にて一点の雲なきにもかかわらず、雨が降るとの評判が伝わり、妖怪の所為のごとくに申し立つるから、校長が取り調べに出かけたるに、その庭内に樫の木の茂りたるのがあって、その下に