후리가나로 읽는 일본 고전
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めいしんとしゅうきょう
迷信と宗教
井上 円了
井上 円了의 迷信と宗教(めいしんとしゅうきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 151,147자 · 298화면
(一〇)妖怪学と美術との関係
(一〇)妖怪学と美術との関係
妖怪の研究は、仮怪の迷雲を払い去りて、真怪の明月を開きあらわすにほかならず。しかして、真怪を開顕するは、人をして歓天楽地の境遇に遊ばしむるにほかならず。それ真怪は、これを外にしては天地の実体、これを内にしては精神の本性にして、天地の美、精神の妙はすなわち真怪より発するところの光気なり。この光気を実際に応用し、人をしてただちにその風光に接触せしむるものは美術なり。ゆえに、美術は大いに妖怪学と関係し、真怪を開顕するに欠くべからざる用具なり。
美術に種々あり。目に属するものあり、耳に属するものあり。音楽は聴覚上の美術にして、絵画は視覚上の美術なり。彫刻、彩色、縫箔、挿花、盆栽、庭作り、建築等、みな美術なり。詩文、和歌、謡曲、義太夫、発句、俳諧も美術なり。わが国にありては、茶の湯、習字に至るまで美術に属す。もし人、これらの美術に接し高尚の理想を浮かべ、はなはだしきに至っては憂いを忘れ、食を忘れ、年を忘れ、眠りを忘れ、手の舞い足の踏むを知らざるに至る。これ、すなわち真怪の光景に接して、歓天楽地の境遇に遊ぶものなり。
今やわが国、物質的の文明駸々として進み、明治の天地は全く別世界の観を呈するに至りたると同時に、人民一般に物質的快楽あるを知りて、理想的快楽あるを知らざるの弊、日一日よりはなはだしき