후리가나로 읽는 일본 고전
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めいしんとしゅうきょう
迷信と宗教
井上 円了
井上 円了의 迷信と宗教(めいしんとしゅうきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 151,147자 · 298화면
第四二段 迷信の利害 一(無害有利)
これは病者がその石をさすっては、その手を己の病所につけるためとのことだ。かくのごとき例は、全国の神社仏閣には充満している。
浄土宗は比較的呪願を行わぬ方なれども、ある地に狐落としの祈祷する寺がある。そのときは狐つき病者を仏前に座せしめ、『阿弥陀経』を一誦するそうだ。この経中に「六方の段」と称して、東西南北上下の六方の諸仏を賛嘆せる一段がある。これを一読する際にその一方を飛び越して読めば、狐が落つるということにきまっている。その意味は、一方を落とすということより起こっている。また、越後蒲原郡のある地方にては、瘧を落とすマジナイに、『浄土三部経』を風呂敷に包んで背の上に負わしむる所がある。いずれも滑稽といわねばならぬ。
第四二段 迷信の利害 一(無害有利)
上来、地方特殊の迷信と全国共通の迷信との二大段に分けて述べきたったが、日本は世界中、最も迷信に富んだ国であることが明らかである。インドやシナは迷信の多いに相違ないけれども、日本は決してこれにまさるとも劣りはせぬと思わる。まず、その迷信について利があるか害があるかを考えておきたい。もし、教育上より論断を下さば、利なくして害あるのみといいたきも、実際上、一分の利あることを許さねばならぬ。