후리가나로 읽는 일본 고전
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めいしんとしゅうきょう
迷信と宗教
井上 円了
井上 円了의 迷信と宗教(めいしんとしゅうきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 151,147자 · 298화면
第二〇段 東海の迷信 二(東京以東)
もし願いをかなわして下されぬならば、着物を取って帰ります」と申すそうだ。これもおもしろい迷信である。
今一つ鎌倉の迷信を申さば、銭洗い弁天の一話である。鎌倉の山の手の方に佐助稲荷があるが、その手前の巌窟の中に小さき石像の弁天を安置している。その前に清水の満ちたる小さき井戸がある。なんぴともここに来たりて弁天を拝し、その水にて銭を洗えば金がたまるといわれている。余も鎌倉客中にたずねて見たが、すこぶる幽邃な巌窟である。たえず信者が来て参拝するとみえて、ろうそくがたくさんあがっていた。余も金がたまるようにと思って、懐中より銅貨を出して洗ってみたが、とてもその願いはかないそうもない。
右のごとき話は各所にあるから、いちいち挙げることはできぬ。まず、東京以西の迷信談はこのくらいに切り上げて、以東に移ることにしよう。
第二〇段 東海の迷信 二(東京以東)
東京以東に狐についての話はいたるところにあるが、ただここに一つ特に紹介せなければならぬのは、埼玉県下におけるオサキの迷信である。この迷信は埼玉県のみならず、群馬県、長野県などにもひろまっている。オサキとは俗説によると、尾のさけた小さき狐であるとのことだ。