일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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めいしんとしゅうきょう

迷信と宗教

井上 円了

井上 円了의 迷信と宗教(めいしんとしゅうきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 151,147자 · 298화면

아오조라 문고

睡遊とは、睡眠中起きて出遊しながら自ら覚えざる挙動をいう。かの住職は睡遊を現したのに相違ない。もっともその鐘楼の屋根は、梯子なしにのぼることはできぬけれども、その傍らに樹木があって、この木より枝によって行けば、屋根に上がることができる由なれば、必ず夢中にてその方法を取ったに相違ない。この話は、学理を知れば怪しむに足らざる出来事も、学理を知らざるために妖怪不思議と速断し、種々の迷信を誘起するの一例を掲げたのである。

心理的方面のみならず、物理的方面にもこれに類したる話が多々ある。その実例は前に再三掲げておいたけれども、さらに一例を挙ぐれば、水中にて溺死せるものを陸上へ上げて横臥せしめた場合に、もし血族の者がたずね来れば、必ず鼻血を流出して無言の答えをなすという話はいずくにても申すことだが、これを死者の霊がかかる作用を起こすと迷信しているものが多い。しかし、もし生理学上より考うれば、水中にて苦悶せし間に、鼻孔の内部の血管が破裂し、陸上に横臥中にその血が蓄積されている。それゆえに、なんぴとが来てその体を動かしても流血するはずなるも、親戚の者の来るまではだれも触るるものがない。