후리가나로 읽는 일본 고전
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めいしんとしゅうきょう
迷信と宗教
井上 円了
井上 円了의 迷信と宗教(めいしんとしゅうきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 151,147자 · 298화면
第一二段 九州の迷信
方言でこれをガッパという。すなわち、富江村の海岸に、河童の築きたる城が今もって存在している。むかし、その村の大工に河童がつきて、一夜のうちに造り上げたものとの伝説である。また、五島には山ウロと申すものがいる。その形は目に見えねど、夜中に石を落とす音や、木をきる声をさせ、また雪中にその足跡を見ることがあると申している。これは、他の地方のいわゆる天狗の所為に当たるかと思う。
また五島にては、船幽霊の説が一般に信ぜられている。海上、船なき所に船の形を見、あるいは櫓の声や人の呼び声を聞くことがあるそうだ。これをすべて船幽霊と申している。
第一二段 九州の迷信
対壱両州および五島の迷信を述べたる以上は、九州内地の迷信を説かなければならぬ。まず、九州特殊の迷信としては河童であろうと思う。河童、一名河太郎は、水中に住する怪物にして、人の尻を抜いて殺すものなりとは、いずれの国にても唱うるところである。その形なども画に描いて伝えてあるが、十歳ぐらいの小児の形を成し、頭上に凹所あり、これに水を蓄えておる。その水尽くれば力もまた尽き、その水存すれば、いかなる力士といえども、これに勝つことできず。