후리가나로 읽는 일본 고전
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めいしんとしゅうきょう
迷信と宗教
井上 円了
井上 円了의 迷信と宗教(めいしんとしゅうきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 151,147자 · 298화면
あるとき、親四子をつれあそぶを見しに、子はみな鼠色より黒色こくして黄色なし。愚案するに、子はみな黒色こくして黄色なく、長ずるに従って黒色うすくして黄色をおび、老ゆるに従って黄色こきがごとし。
さて、諸国のことを伝え聞くに、九州には河太郎というものあり、四国には猿神というものあり、備前には犬神というものあり。また備前、備中に日御碕というものあり、備中、備後にトウビョウというものあり。いずれも人について人を悩ますことをいえり。その人を悩ますというところを通考するに、その名異なりといえども、その実は一なり。人を悩ますといえども、いずれもその形見えざれば、人狐といえば人狐なり、河太郎といえば河太郎なり、猿神といえば猿神なり。犬神、日御碕、トウビョウもみなしかり。国々の俚俗、その実をしらず、その呼ぶところを異にす。いずれもその名目あたらず。予をもってこれをみるに、みなこのものの所為にあらず、その実は病症なり。しかるに国々の俗、これに迷いてわざわいとなること少なからず。雲伯二州は迷うことはなはだしく、わざわいとなること最も多し、云云。
この人狐談は、出雲にて今より百五、六十年前に始まったと伝えられている。