후리가나로 읽는 일본 고전
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めいしんとしゅうきょう
迷信と宗教
井上 円了
井上 円了의 迷信と宗教(めいしんとしゅうきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 151,147자 · 298화면
第二六段 北海の迷信
これは秋田県の名物の一つであろう。
同県にて、地震のときにむかしから「万歳万歳」と呼ぶそうだ。これは、雷のときは「桑原桑原」というと同じく、地震よけのマジナイらしい。
陸中の国でありながら秋田県に加わっている鹿角郡では、狐つきのことをモスケヅキというそうだ。また、巫女のことをイタコという。ともにその地方の方言なるが、この二者ともに一般より信ぜられている。
本邦中のスイスと呼ばるる十和田湖畔の十和田神社に、銭占いの淵がある。参詣者はこの淵の上より銭を投げ下ろし、その沈み方を見て運命の吉凶を判断することになっている。ときどき神社の方で水底をさらえると、なかなかたくさんの銭が集まっておるそうだ。この場所は青森県の方に属している。
その他、先年、青森県、岩手県、宮城県を一巡せしとき、いろいろの迷信談を聞いたことがあるけれども、その多くは失念したからここに述べぬ。
第二六段 北海の迷信
北海道は全国各方面よりあらゆる階級の人が集まっているから、迷信もあらゆる種類が集まっているはずなるが、案外迷信が少ない。これは新開地にして、その土地に古来の伝説がない故であること明らかである。