후리가나로 읽는 일본 고전
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めいしんとしゅうきょう
迷信と宗教
井上 円了
井上 円了의 迷信と宗教(めいしんとしゅうきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 151,147자 · 298화면
すぐに露訳されて、飛ぶがごとくに売れたものである。ロシアにはツイガンという一人種がいるが、この人種に限って、女性は卜者で運勢見と定まっておる。ちょうど日本の巫女という風で、ツイガン人特有の黒い髪を打ちさばいて、金銀貨や玉石の類で幾条となく首飾りを巻き付け、たいがいは赤の着物をまとって、街の辻に立ったり、または家の裏口から入ってきて売卜を強うるのであるが、ロシアの無知な民衆の間には、なかなかにツイガンの占いが歓迎されるのである。また、私がこれまで実験したところによると、露人はなかなか盛んに御幣をかつぐ連中である。しかもそれは、有識者と無識者を通じての習俗である。私は露国では一流の記者数人と露軍の戦線へ従軍中、ある日晩餐の食卓で、隣席の『ノーウオエ・ウレーミヤ』のK君が、ちょっと手の届きかぬる所にある塩を取ろうとしておるのを見たから、なにげなく私はそれを取ってやろうとしたら、突然非常な剣幕で手を振って「いけない、いけない」と拒絶した。理由が全く分からずしてあきれていると、ほかの人が微笑しながら、「ロシアでは、食卓の上で塩の取りやりは非常に忌むことになっておる」