후리가나로 읽는 일본 고전
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めいしんとしゅうきょう
迷信と宗教
井上 円了
井上 円了의 迷信と宗教(めいしんとしゅうきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 151,147자 · 298화면
ことがあったゆえ、地方の有志がいつのころか、ここに古御嶽神社を建立して天狗を祭った。それ以来、あまり天狗も悪戯をしないようになった」と、古御嶽神社の説明をして同所を発足すると間もなく、一行中の機関士高橋等なる者が突然歩みをとどめ、「われは富士浅間木花咲耶姫に長く仕えおる大天狗である。汝らのごとく心にもろもろの不浄ある者は、残らず食い殺してやる」と、ものすごきけんまくで金剛杖を振るって暴れ出したる騒ぎに、一同あれよあれよと呆然としている間に、姿はかき消すごとくになくなってしまった。それっというので同人の跡を追ったが、どうしても見当たらぬ。仕方がないので須走駐在所に急訴し、警鐘を打って消防の出動を請い、裾野一帯の森林を、あたかも往年の富士巻狩りのような騒ぎで大捜査を行った。その結果、夕刻になって天狗先生、数十丈の大木の頂上にチョコンと座っているのを発見し、一行中の頓知のいい男が大声で、「天狗様は木登りも上手だが、木からおりるのも速かろう。一つ、われらにその妖術を見せてくれまいか」といえば、天狗は得意の鼻(ただし高からず)をうごめかしつつ、スルスルとおりて来たところを一同で取り押さえ、紐をもって高手小手にいましめ、馬車の中に放り込んで御殿場まで運搬し、同夜帰米したが、汽車中でも絶えず、「天狗に向かって無礼をする