후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
せかいのいっかんとしてのにほん
世界の一環としての日本
戸坂 潤
戸坂 潤의 世界の一環としての日本(せかいのいっかんとしてのにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,338자 · 422화면
イデオローゲンもそうした意識を有たないのではないが、科学者乃至技術家はその技術的素養からいっても生活の安定からいっても、ずっと自信を強くしていることが出来る。要するに彼等は抑々無産者大衆とは生活範疇が全く別なのだ。併し彼等は又ブルジョアジーとも異った生活意識を有っている。彼等の多くは有産者の出であり、又自分自身有産者であるのだが、そういう資格によって、ブルジョアジーと同一視されることを肯んじないということが、即ちブルジョアジーと彼等との相違をなしているのである。
彼等は多くブルジョア又はプチ・ブルジョアにぞくするかも知れない。だがそういう階級的区別とは無関係に、技術家は技術家であり、科学者は科学者なのだ、とそう彼等は考える。だから自然科学者乃至技術家は、階級的な中立を堅持し得る最も信頼すべき分子だということになる。
だが中立とか厳正中立とかいうもの程、論理学的にナンセンスなものはない。まして社会階級の対立場裏において、中立し得ると思う程、非科学的で非技術的なことはない。今日のブルジョア社会において打ち見た処、これ程までに対立が緊張している階級社会において、安心して社会から優遇を受けているということが、中立の実質だとすれば、中立程便宜なものはあるまい。