후리가나로 읽는 일본 고전
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せかいのいっかんとしてのにほん
世界の一環としての日本
戸坂 潤
戸坂 潤의 世界の一環としての日本(せかいのいっかんとしてのにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,338자 · 422화면
同じく中立であるべきイデオローゲンは、不幸にしてその仕事の性質からいっても、中立を標榜することが最も困難な処から、心ある者は日に日にブルジョア社会の圧迫の下に身を狭めて行きつつあるのに、自然科学者や技術家は国家や大資本のインスティチュートにおいて、資本のための技術や科学に平穏な生涯を捧げているのである。
多くの自然科学者や技術家の階級的中立とはこうした実質のものだが、それが彼等によって意識されるに際して、例の超然とした貴族主義の形を取るから、何か高価な尊敬すべきもののように受け取られるのである。そこから例のジャーナリズムに対する一般的な軽侮も出て来たわけで、ジャーナリズムの悪いのは、それが資本によって歪曲された社会活動だからではなくて、何にせよ大衆などを相手にした二流以下の活動だという理由からだったに過ぎないのである。
例えば理論物理学者の専門家が大衆に不親切に見えるのは或いは已むを得ないだろう。高級な理論を数学抜きで結論だけを書いたような物理学のポピュラリゼーションをして見ても、科学の側からも大衆の側からも、今の場合あまり利益でないかも知れぬ。