후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
せかいのいっかんとしてのにほん
世界の一環としての日本
戸坂 潤
戸坂 潤의 世界の一環としての日本(せかいのいっかんとしてのにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,338자 · 422화면
文化上に於ける思想形象の真空状態はそこで、何らかの新しい思想をば積極的な指導力をもつものとして待望する。だが救世主が待望される時は、限りなく色々の群小自称クリストスが現われる時だ。油そそがれたる者の出現の姿は、決してインチキ宗教には限らない。
まず、日本に於ける行動主義が思想上に於けるメシヤの第一号であった。イエスが単にメシヤの一人に過ぎなかったように、日本的行動主義もメシヤでなかったのではない。併し残念なことにはこのメシヤは充分に権威のある旧約を用意していなかった。それにもっと悪いことには行動主義はかつてムッソリーニの下に文部大臣をつとめたジェンティーレの行動主義(Aktivismus)と現実的に紛らわしかったばかりでなく、ナチス哲学の部分品の一つであるフィヒテの純ゲルマン的な事行(Tathandlung)とどう絶縁したものかも判らないものだった。尤も行動主義という文学運動は単に一種の創作技法のことであったらしく、一つの抽象的な(時にエロティックな)文学上の意欲の提唱に他ならなかったが。
日本行動主義が思想上の積極性を有ったということは、先程の説明からすれば当然のことだった。