후리가나로 읽는 일본 고전
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せかいのいっかんとしてのにほん
世界の一環としての日本
戸坂 潤
戸坂 潤의 世界の一環としての日本(せかいのいっかんとしてのにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,338자 · 422화면
26 その後の『朝日新聞』
道徳ほど恐るべきものはない。特に夫が国民的信念というような法定常識によって裏づけられたり何かすると、もはや不可侵なタブーとなるのである。
日本文化統制方針の、最近の道徳化振りは観兵式か演習かに、おさおさおこたりない。風俗警察がニヤニヤと舌なめずりをしつつあるのも之なのである(ダンスホール、レヴュー、其の他への弾圧、等々)。風俗の弾圧は思想の統制のジェスチュアなのである。文化の自粛の演習には之が手頃なのだ。
(一九三六)
26 その後の『朝日新聞』
二・二六事件で東京朝日新聞社が襲撃されたが、当時の情報によると『東京朝日新聞』が都下の新聞紙の代表者として選ばれたものらしい。他の新聞社へは、気をつけないと『朝日』のような目に合わせるぞと云って歩いたそうだから、『朝日』はまず代表者であったわけだ。この名誉はまことに迷惑なものではあったが、併し必ずしも見当違いであったと云うことは出来ないだろう。とに角世間の通念から云うと、『朝日』こそ大新聞の代表者格である。それは色々の点に現われている。その社屋・記者・部数・内容の量質・其の他からそう判定されることは必ずしも誤ってはいないだろう。