후리가나로 읽는 일본 고전
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せかいのいっかんとしてのにほん
世界の一環としての日本
戸坂 潤
戸坂 潤의 世界の一環としての日本(せかいのいっかんとしてのにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,338자 · 422화면
への刺激にとって、何を意味するかを知っているだろう人達だ。
こういう学術の大衆化、民衆に向かって通俗化された学術を恩恵的に分ち与えることではなくて、学術への接触の機会を大衆に解放するということ、そしてそれに連関してその学術自身の真実をもおのずから陶冶出来るという微妙な関係、この関係は特に社会科学に就いてはフェータルなものなのだが、この学術の大衆化について殆んどハッキリした認識を有っていないブルジョア大学のアカデミー振りは、ラジオ放送化によっていつかは動揺する時を有つだろう。尤もその時、講義がその学術的価値を保てるかどうか、寧ろその被覆のない真価を暴露して俗流の講話の段階に堕するものがないかどうか、それは保証の限りではないが。――この時大学はその可なりの内容をどの家庭の内にも移し入れることが出来るようになるわけである。今日の大学は随分不経済な存在だ。二十四時間中の大部分は、その建物なり施設なりが遊んでいる。ラジオはこの不経済な大学を相当に大衆にとって経済的にすることも出来るわけだ。
もしテレヴィジョンが発達して今日のラジオ程度に普及したならば、この種の大学講義の放送は殆んど全く非の打ち処のないようになるだろう。