일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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せかいのいっかんとしてのにほん

世界の一環としての日本

戸坂 潤

戸坂 潤의 世界の一環としての日本(せかいのいっかんとしてのにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,338자 · 422화면

아오조라 문고

ハルハ地方の外蒙兵越境事件に就いて満州帝国が外蒙古と交渉中の処を、又々ハイラステンゴールに於ける同様な事件が惹き起こされた。外蒙代表の散某はソヴェート政府としめし合わせて、故意に事件の解決をおくらしている、という満州国側の発表であった。満州帝国は日本帝国ではないから、ひとの国のことはどうでもいいようだが、併しその頃ソヴェート・ロシアは駐支大使をして北支事情の調査を行なわせ、日本の行動を探り始めたということだった。チャハルに於ける日本軍の進出を検べるというらしかったが、特にチャハルは大分外蒙古に近いのだろう。

併し日本軍部即ち関東軍側に云わせれば、武装した赤軍が、ソ満国境を越えて満州国領土に侵入したことは、枚挙に遑のない程頻繁だというのである。第一、林陸相が内閣審議会で報告した処によると、ソ満国境には二十万の赤軍を配備して戦略的展開を行なっているというのである。二十万人もいれば十人や二十人時々国境からハミ出すこともありそうなことで、この大軍に対比しては、関東軍はわずかに行軍状態とも云うべき有様だと陸相が説明しているその少数の関東軍さえが、ソヴェート政府に云わせると矢張り時々困るというのだ。