일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ぶっきょうじんせいとくほん

仏教人生読本

岡本 かの子

岡本 かの子의 仏教人生読本(ぶっきょうじんせいとくほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 124,886자 · 246화면

아오조라 문고

第九課 人生の広い道

なる以上、協調ということが生活上必要になって来ます。協調ということは折れ合うこと、折れ合うということはしたいことも相手に遠慮して差し控えるということです。程よく保ち合うということです。まして人間には、たった一人のときでも自分を完成し、周囲の自然を開拓しようとする意志は持って生れているのですから、その人間本来の意志に従わず、勝手気ままな外界の自然のありさまを手本にでも見習うような放縦な生活は、どうあっても「真理」の逆行です。この心得違いは、二千五百年のむかし、釈尊の活躍しておられた印度にもかなりあったと見え、十三外道(仏教外の哲学、真理外の邪法)とか三十種外道とかいう中に入れて、その説伏に釈尊は非常に骨を折られました。自然外道というのがそれです。

よく浴衣の模様などに、鎌の絵と、○と、ぬの字を染め抜いてかまわぬと判じさせるのがありますが、模様としては元禄ぶりの寛闊な趣を見せてなかなか面白いものですが、それを生活方針として世の中に持ち込まれたら、誰もかまわぬわけにはゆきますまい。

第九課 人生の広い道

私たちの持っている人間性、これを刈り取ってはいけず、さればと言って、伸び放題うっちゃって置いてもいけない、なかなか難しいことになりました。