일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ぶっきょうじんせいとくほん

仏教人生読本

岡本 かの子

岡本 かの子의 仏教人生読本(ぶっきょうじんせいとくほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 124,886자 · 246화면

아오조라 문고

たとえ教えられて、持っているはずとは知っても、さて、その育て方の方針がつかないのであります。

天地の広大無辺な存在は、私たちをもその中に引くるめた、一つの大きな生命体であります。この中を縦横に貫いて、すでに立派に完成されている光明体が流れております。その光明体は、常に私たちはじめ天地の間に秘んでいる仏性(人格完成)の種子に呼びかけ、その眠りを覚し、芽を吹かし、自分同様な立派なものにしようと働きかけ、合図をしつづけております。

私たちの中なる仏性の種子も、それを感じてしきりにその光を浴びたがっています。その様子を、日蓮聖人は籠の中の鳥が、空飛ぶ鳥の鳴声を聞いて呼び交わそうとしている趣に譬え、禅家の方では卵の中で、いま孵ったばかりの小雛が外へ向って呼ぶ声と、外の母鶏が卵の中からその小雛を連れ出そうと殻を啄く母鶏の嘴とが、呼吸の合っている(碧巌録〔禅書〕の中にある文句「啄同時底の機」)のに譬えております。私たちの内にある人格完成の電球と、外にあって私たちの人格を完成させようとする電気の導線とは実はとっくの昔から設備が出来ておるのであります。天地が始まって以来、設備が出来ておるのであります。