일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

けんきょうじゅなん

剣侠受難

国枝 史郎

国枝 史郎의 剣侠受難(けんきょうじゅなん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 195,479자 · 394화면

아오조라 문고

敵地へ乗り込む

いよいよ一騒動なくてはならない。

敵地へ乗り込む

喧嘩するにもゆするにも、あらかじめ敵の状況なるものを、知っておかなければ都合が悪い。巴小路の住人ども、巴御殿の借り主を、そこでこっそり探ってみた。天草殿と呼ばれている、一見貧弱な老武士と、築土新吾と呼ばれている、威風堂々たる中年の武士。それから煮焚きをするお婆さん、住み手はわずか三人と知れた。

「なんだ、たった三人か、二本差しなんかにゃあ驚かない。ねじ込んで行け、ねじ込んで行け」

すっかりなめて掛かったが、間もなく見当がはずれてしまった。なるほど住み手は三人ではあるが、続々と異風の人間が、出たりはいったりするからで、武士姿の者、町人風の者、無頼漢風の者、旅姿の者、しかもそれらが揃いも揃って、足の運び眼の配り、普通尋常な者ではない。

「驚いたなあ、何者だろう? どっちみち大変な奴らしい。こいつアちょっと手が出せねえ」残念ではあったが巴小路の住人、指をくわえて引きさがってしまった。

さてある日の午前である。この物騒な巴御殿の前へ、姿を現わした武士があった。

「四谷左門町播磨守様の裏手、黒板塀に巴の印、うむ、この屋敷に相違ない」