일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だいぼさつとうげ

大菩薩峠5

中里 介山

中里 介山의 大菩薩峠5(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 262,120자 · 516화면

아오조라 문고

この日本で初めての西洋式の火薬の製造所の工事は、着々と進んで行きました。

最初に縄張りをした甚兵衛水車の附近が、水量が不足だからという理由で、三ツ又の方へ持って行かれました。

工事の頭取には武田斐三郎、それを助けるのは御鉄砲玉薬下奉行の小林祐三、ほかに俗事役が三人と、そのころ算術と舎密学に通じていた貝塚道次郎というものが、手伝いに出勤することとなりました。

注文の火薬製造機械は、和蘭のアムステルダムから帆前船に積み込まれたという通知もありました。

頭取をはじめ役人たちは扇屋を宿と定めていたけれど、工事の場所には作事小屋があって、そこに絶えず宿直している役人らしい者があります。

その小屋の一室へは、武田斐三郎や貝塚道次郎らが出入りするのみで、他に何人も出入りすることを許されませんでした。それは、人に知られてはならない火薬上の秘密や、機械類の組立てをするところであろうと、俗事役の者や土方人夫などは、敢てそれに近寄ろうとはしませんでした。

この秘密室は、夜になると厳重に錠が下ろされてしまいます。工事の見守りをする夜番の小屋はそこよりズッと隔たったところにあるから、ただ時々にその辺を廻って火の用心をするくらいに過ぎませんでした。