후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠5
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠5(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 262,120자 · 516화면
その上に、こうしてせっかく市民が面白く見物をしたり、遊楽をしたりしている最中を、大手を振って押通り、押しが利かないと、この通り乱暴狼藉を働いて突破する、その我儘が通ることの理由もわからないのであります。それのみならず、この我儘と乱暴狼藉とを加えられながら、平生は人混みで足を踏まれてさえも命がけで争うほどの弥次馬が、意気地なくも、それお通りだ、鍋島様だ、三十五万石だ、池田様だ、三十一万石だと言って、恐れ入ってしまうことが分らないのであります。
しるこの鍋を覆されて、面や小鬢に夥しく火傷をしながら苦しみ悶えている光景を見た時に、米友の堪忍袋が一時に張り切れました。
「ばかにしてやがら」
梯子の上から一足に飛び下りました。飛び下りると共に、人の頭を渡って行って、拳を固めて手当りの近いところの侍の頭を、続けざまに三ツばかりガンと撲りました。
「手向いするか、無礼者」
その侍が胆をつぶした時分には、米友はつづいて二人三人目ぐらいの侍の頭を片っ端から、ポカポカと撲って歩きました。その挙動の敏捷なこと。
アッというまに、ものの十人も、つづけてお供先の侍を撲った時に、この大大名の行列は、