후리가나로 읽는 일본 고전
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しゅんでい
春泥・三の酉
久保田 万太郎
久保田 万太郎의 春泥・三の酉(しゅんでい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 86,075자 · 173화면
そうして、強情に、あくまでそのかれの言分を通した。――一つには、それは、汐見と小倉と田代の三人が引取りに行って来た亡骸。……骨にしてさびしく抱えてもどったそれを、自分の手に押えて、いくらしても由良は若宮の親たちへわたさなかった。……それも、矢っ張、書置をたてに、何としてもその親たちからの要求を肯じなかった。)――で、そのあと春になると、小倉も、三浦も、田代も、従来の由良一座の奥役の手でそれ/″\稼げる口を……といっても三人一しょではなく、わかれ/\のお預けながら、でも、そのために、どうにかまァ正月を遊ばなくってすむしがくが与えられた。――勿論、それには、由良のなみ/\でない心づくしをはッきりその背後にみてとることが出来た。――いうまでもなく「若宮一座」というものは、若宮のいなくなったとゝもに、影もかたちもとゞめず、うやむやに煙のように消え去った。
一月の二十日すぎになって、それ/″\みんな、おの/\のその出さきから帰って来た。小倉でも、三浦でも、田代でも、……またその外の、田代以下の四五人の人たちでも、そのまゝそこにいつこうと思えば、……そのまゝもっと働こうとさえ思えばいくらでもそこで働くことが出来たのだったが、さすがに誰も、いざとなると、東京恋しく約束の日限だけで、いそいでみんな帰って来た。