일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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やぎゅうつきかげしょう

柳生月影抄 名作短編集(二)

吉川 英治

吉川 英治의 柳生月影抄 名作短編集(二)(やぎゅうつきかげしょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 173,309자 · 352화면

아오조라 문고

眼皺

ゆうべは雨だった。

吉良殿の首を、泉岳寺の君前に手向けてから後、松平伯耆守の邸に直訴して、公儀の処分を待ったのである。その結果、一同四十六名を、水野、松平、毛利、細川の四家へわけてお預けと決ったのは夜で、雨の中を、まるで戦のような人数に警固され、この白金の中屋敷へ、内蔵助以下十七名が送りこまれたのは、すでに丑満だった。

意外だったのは、ここへ着いて、おとといからの泥装束を脱いでいる混雑のなかへ、五十四万石の大身である越中守が、自身、無造作にやってきて、

(この度は、さだめし、本望なことであろうの)

と、ねぎらわれたことだった。

次には不寝番の物々しい警戒だった。今朝になって、それとなく訊くと吉良家とは、唇歯の家がらである上杉弾正太弼の夜襲に備えるものと分った。

内蔵助は、

(上杉家には千坂がおる)

一笑したが、若手のいる下の間では、

(いや、何ともしれぬぞ)

と、なお胸の余燼を、消さなかった。で――雪とは承知しながら、ずしん、ずしん、と地ひびきのする度に、潮田又之丞も、ほかの者も、すぐ眼をうごかした。

眼皺

表役との境は、混雑していた。

家老の三宅藤兵衛は、大廊下の角で、十七士接伴役として、細川家の家中から選ばれたうちの一人である堀内伝右衛門をつかまえて、