후리가나로 읽는 일본 고전
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かいていたいりく
海底大陸
海野 十三
海野 十三의 海底大陸(かいていたいりく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 89,400자 · 179화면
宿泊所
宿泊所
クイーン・メリー号の事務長クーパーがたてたロロー殿下の安全上陸計画は、思いのほかうまくいった。
ロロー殿下に仮装したマルラ秘書が、群衆の注意をうばっている間に、本物のロロー殿下は長良川博士とふたりでメリー号の上につんでいた水上機に乗り、カタパルトでとびだした。そして筋書きどおりテームズ河口に着水したのち、そこに待ちうけていたケンブリッジ大学の生物学会会長シムトン博士をはじめ、学界の人々にむかえられ、無事に大学の奥深く連れ去られたのであった。
「やあ、珍客ロロー殿下とやら。この地下室を殿下の居間ときめましょう。ここなら、もう暴民におそわれることもありませんから、どうか安心なさい」
と、シムトン博士は、まがった鼻と白いひげとをいっしょにつるりとなでながら、ロロー殿下にいった。そういいながらも、博士は肥満した腰のあたりを、みょうにふりながら、ロロー殿下の一挙一動を、じろりじろりと興ふかげににらむのであった。
「御親切、どうもありがとう」
ロロー殿下は、かんたんにこたえた。ともすれば、むらむらと反抗心がおこる。それをみずからおさえるのに、どんなにか苦労しなければならなかった。