일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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かいていたいりく

海底大陸

海野 十三

海野 十三의 海底大陸(かいていたいりく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 89,400자 · 179화면

아오조라 문고

浮きあがり作業

浮きあがり作業

われわれにはまったく想像のつかない大作業が、今、海底においておこなわれている。クイーン・メリー号の浮揚作業である。

鉄水母に乗っているロロー殿下は、長良川博士をはじめ三人の人間たちに、とくにこのすばらしい作業を見ることをゆるした。

三人は、かわるがわる鉄水母のそとが見える水中望遠鏡にとりついて、おどろくべき海底超人の智能力に舌をまいた。

水中望遠鏡は潜水艦の潜望鏡のように、天井からぶらりとさがっている円筒状のもので、下にはハンドルをまわすと、上下左右、どちらでも水中を自由に見物できるものであった。

「おお、見える見える。あれがメリー号だ」

と博士がおどろきの声をあげた。

まっくらな大深海の底に、メリー号の巨体がしずかにおかれてある。どこから来るのか、数条のまっ白い光線が船腹にあたっている。船体はかなりひどくさびついて、あの美しいクイーン・メリー号の姿はどこにも見られなかった。

よく見ていると、巨体はしずかに浮きあがっていく。それにしても、メリー号は水びたしになっているのかと思って見なおすと、そうではないらしい。マストにつけた旗などの形からして、別に水にぬれているとは思われない。