일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

わたらせがわ

渡良瀬川

大鹿 卓

大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면

아오조라 문고

小高い所に立って茫然と騒ぎを眺めていた麦倉藤蔵は、突然引きずり下され靴でけられて、額際と左眼の上に裂傷を負った。永島与八は「職権乱用」だと口走ったばかりに、寄ってたかって帯剣で打ちすえられて後頭部に負傷し、山崎友三郎は胸部を衝かれてその場に昏倒した。その混雑のなかへ浦和署長等が駆けつけて来た。署長はさすがに負傷者を見て狼狽し、早速同村の医師田口康三を呼んで応急の手当をさせた。

こうして一行はとにかく岩槻まで無理押しに押しすすんで来た。すると、そこにも百余名の警官が待ち構えていて、双方道を塞いで睨み合いのまま数時間の対峙をつづけた。すると埼玉県警部長五十村良行、保安課長楢崎次郎八等がやって来て、被害民の重立った者と相談したいと会見を申しこんだ。

「もはや夕景でもあるし、一同疲れているようだから、ともかく今夜は芳林寺へ行って一泊することにしたらよかろう。そのうえで何分の事情も聴こうではないか」

五十村の言葉は同情的ではあったが、

「いやに親切な言葉だ。怪しいぞ。口車に乗ったりしたら、ひどい目に逢うぞ」

露骨に警戒し猜疑するささやきが起った。

「自分たちは貧乏で、もとより旅費など持っていない。