후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
わたらせがわ
渡良瀬川
大鹿 卓
大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면
食料もおおかたつきた。一泊して徒らに暇どれは、それだけ困るばかりだ」
そういって反対の声をあげる者もいた。
だが、五十村はどこまでも慰撫の態度で、食事のことなら土地の有志に謀って必ず心配させるからと、遂に彼等を承服させた。芳林寺へゆく途中で、急に道をかえて川越へ向った一群もあって、結局三百五十名ばかりが後に残った。島崎郡長、上村町長、村田確之助ほか数名の町会議員、富岡豊吉、鈴木岩吉などの篤志家の同情によって、境内ではただちに夕飯の炊出しが準備された。
被害民はさすがに疲労しきっていた。一昨夜は一睡もしていないし、昨夜は野宿で夢の結ばれるはずもなかった。雲龍寺を出て以来屋根の下に眠るのは今夜がはじめてである。あたたかい握飯で腹がふくれると、誰もぐっすり睡ることしか考えなかった。ところが、彼等がそれぞれ寝場所をきめて横になろうとしていると、警部長や保安課長や、或は桶川、大宮、岩槻の各分署長が入れ代り立ち代りやってきて、明日は帰郷するようにと千篇一律の説諭である。県会議員の荒川や大塚が東京から駆けつけての説得である。然しそのことになると被害民たちはいい合せたように頑固だった。