일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

わたらせがわ

渡良瀬川

大鹿 卓

大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면

아오조라 문고

などと、与八は負惜しみにちかい強がりをいって余裕を見せたが、その笑顔はやはり引きつっていた。

足利警察署では署長から簡単な訊問があったが、寧ろそれは形式的なもので、予定されていたもののように、すぐ栃木町の宇都宮地方裁判所栃木支部の検事局へ送られた。そこでまた夕方まで検事の取調べがあった。

去る三月二十三日の夜雲龍寺を出発して、途中ゆく先々で阻止されつつ辛うじて出京した被害民たちは、二十八日に二十里の道を疲れた足を引きずりながら帰って来たのである。その道すがら永島たちは意外なことを聴いた。昨年の十一月に雲龍寺で精神的契約を結んだ同志のうちから、二人の変節漢がでて、早くも五人の仲間を作ってしきりに示談説を唱えだしたというのだった。彼の日の厳粛な情景を思い起し、なにか神聖さを冒涜されたように憤慨する者もあれば、あまり反対運動を起されぬうちになんとか防禦策を講ぜねばならぬ、と眉をひそめる者もいた。結局、この足で五人の者を歴訪して、何故に請願運動を裏切ったかを詰問しようと衆議一決した。自分たちがさまざまな圧迫をくらって来たという自負や、それにも拘らずはかばかしい結果も見られなかったという不満や、連日の疲れや、空腹や、折から大雨に打ちたたかれる鬱陶しさや、そうした感情も一緒になって、彼等を殺気立たせた結果であった。