후리가나로 읽는 일본 고전
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わたらせがわ
渡良瀬川
大鹿 卓
大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면
六月六日にようやく質問書を提出して、その日に説明演説に立った。
「私はいったい、二十三年以来、大臣の官邸にも次官の官邸にもどこへも往ったことはござりませぬ。しかしながら、この鉱毒問題については、三十万人の被害人、一国に較べるだけの土地の存亡に関ることでありますれば、如何にも昨年以来より大臣の所にもしばしば参って、実に頭を垂れていろいろのことをお話を申した次第でございまする。その結果は十六年間先輩として最も敬意を表しているところの大隈伯がこれに反対であるというお断りを受けたぐらいのことである。故にその後は、大隈伯の庭に出入するの要もなし……われわれが官舎に立入るのは、かの山林の払下を願うとか、何をもらいに往くとかいうようなことではないのである。……よろしく公平に質問の要旨をお聴取りに相成ることを、内閣の人々にもお断り申しておく」
まず駄目をおして、二十四年に始めて被害民から鉱毒除害の請願が出て、二十九年からは鉱業停止の請願がひき続いてきた沿革を述べ、種々の請願の内容に触れつつ、当局の処置に警告を与え、怠慢を責めるうちに、言々ようやく辛辣となり激色を帯びてきた。