일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

わたらせがわ

渡良瀬川

大鹿 卓

大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면

아오조라 문고

やがて大釜から湯気の立つ飯が飯櫃へ移され、村の女たちの手で運ばれて、八カ所ばかり戸板の上で握飯が作られた。村長や村会議員もそれに交って飯を握るのを手伝えば、禰宜もまた庭へ下りてそれを配って歩いた。

午後二時ごろ、足の遅れたものが疲れ切った様子でつぎつぎに到着した。猶まだ際限なく続いてくる様子だったが、正造は時機の遅れたのに気をあせって、社殿の階段に立ちあがった。手招きして憲兵や警官や村長や村会議員たちをことごとく呼び集め、これから一同に一場の話をするから立会ってくれと申し渡し、さらに、

「立会いのうえ、私がどういう演説をするか、よく聴いといていただきたい」

はっきり念をおしてから、グルリと会衆を見わたした。

「皆さん、私が田中正造であります。知らぬ御方のみのようでありますが、それでも十中の一ぐらいは私を知っている人もございましょう。こうして皆さんが大勢で出京される理由は、正造よくこれを承知しております。実に本月の大洪水は鉱毒の侵害に加えて、かの二十九年の洪水よりはいくらか水量は少ないが、山岳が崩れ落ちたのと河床が埋ったのとで、かえって水嵩を高め、そのうえ出水の速度が急激であったため、たちまち堤防を侵して鉱毒が村落に侵入したのでありました。