일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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わたらせがわ

渡良瀬川

大鹿 卓

大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면

아오조라 문고

六日の本会議で、神鞭委員長から「委員会は多数をもって本案を可決し、且つ『従来議員は歳費を辞することを得ず』とあったのを『辞することを得』と修正いたしました。なお少数者の意見としては、今日国家の歳出多端のおりから歳費を増加するのは不可であるという説でありました」と、委員会の経過を報告した。

そのあとで、田中正造が拍手に送られつつ、口を堅く結んで登壇した。憲政本党を代表して反対意見を述べるためである。この任に当ったことは正造にとって甚だ迷惑であった。最近は、鉱毒問題以外にはあまり議会で意見を吐きたくないという心境だったし、今この案に反対する以上は自分として言責をどこまでも担わねばならぬことを思った。だが、この問題自身に思いをひそめれば、やはりあくまで戦わねばならぬという純粋な精神が、自分を駆りたてるのをかんじた。歳費増加案ではなくて議員買収案である。甚だしき賄賂の公行である。許す可からざる罪悪である。正造は、そうした憤りを胸にたたえて壇上に立った。

「あまりもらいたくなさそうでもない」

恒松隆慶が濁みごえでそんな弥次をとばすのがきこえた。だが、正造は平然とコップの水を喉にそそぎ、「皆様」