일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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わたらせがわ

渡良瀬川

大鹿 卓

大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면

아오조라 문고

政府におきましては、これだけ亡びているものを亡びないと思っているのであるか。いかにも田中正造のいう如く亡びたと思うているのであるか。如何。これが質問の趣旨でございます」

こうして正造が精根を尽し果てた様子で壇を下りたとき、壁間の大時計は三時五分を指していた。

毎日新聞は十八日から三日にわたって、鉱毒事件を社説にかかげ、十九日には木下の第二信をもって一頁を埋めた。その他各新聞が川俣事件以来、連日のようにこれを報道し、或はまたその論説に同情的な所説をかかげたので、世間の同情もようやく集ってきた。信濃屋の事務所には未知の人々から送られる慰問状が山積した。白金今里町の牛乳業三浦某などは、正造へ毎朝二合ずつ牛乳を無料で配達することを申しこんできたりした。

十九日の衆議院で、正造は五度目の登壇をした。これまで秩序を履んで請願をしてきた無類に従順な良民に、乱暴を加え、剰え兇徒嘯集というような悪名を着せるのは以ての外である。と鋭い一言を投げて、簡単に「良民の請願を見て兇徒となすの儀に付質問」の趣旨を読んで降壇した。

すると二十一日になって、総理大臣山県有朋の名で、正造の去る十七日の質問に対する答弁書が、議長の手もとへ届いた。