일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

わたらせがわ

渡良瀬川

大鹿 卓

大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면

아오조라 문고

なおそのうえ正造が不審とも遺憾とも思うことは、被告人の多くが、出獄後早々、今後の方針について注意する言葉も耳に入れず倉皇と逃げ去るように帰郷したままで、その後なんの音沙汰もないことであった。地方の事情さえすこしも通信してこず、全く鳴りを静めているのである。正造は心外の念に堪えかねて、さらに野口春蔵宛に書き送った。

「世間無害地の人々は漸く正造の申すことを信じきたりたれば、又漸く被害地の人々にして却って正造の申すことを信ぜざるに至りたり。嗚呼出獄後の被告人の大責任は沿岸の蒼生を如何にするか。但し万事責任は結局せりと思うか。この難艱相手のなき仕事と思うか。即ち悪奸なる反対なき仕事とおもうか。好時機はいつでもよきものとおもうか。浅薄なる正造の申すこと今日ほど信ぜざる事なし。然るに、無害地の人々は漸くにして信じ来り候。この数十日間無害地の士君子は如何なる事を為せるか。ただ悲しむべきは被害地人のだらしなし、余等流涕これを救うの術に苦しめり、四月二十二日」

正造は引きつづき、被告人中の有志へ手紙を書き送って、彼等の反省を促した。どんな人間も一年間社会から隔離されていては社会に疎くなる。