일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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わたらせがわ

渡良瀬川

大鹿 卓

大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면

아오조라 문고

この気運はまず開会劈頭に選挙干渉上奏案となってあらわれた。十二日の議会にこれに対する賛否の発言通告をなすものそれぞれ二十六名と十九名、河野広中の説明演説を先陣として、およそ雄弁のきこえあるもので立って発言しないものはなく論戦数刻にわたった。殺気だった雰囲気のうちに採決となり、百四十六票対百四十三票とわずかに三票の差で否決された。この結果は民党それぞれの意外とするところだったが、それは再度の解散をおそれる心理が一部を軟論に傾かせたことと、裏面における袖手間の取引や吏党壮士の暴行威嚇が影響したためでもあった。しかし民党はこの失敗に憤激して十四日には更に決議案と形を変えて議事にのぼせ一挙に四十三票の多数で可決した。そこで政府はこの混乱に処するに停会をもって、不穏の政情に対抗せんとしたのである。

「……今度のことは前の失敗の雪辱といえば雪辱だが、どうも私などには手ぬるく思われてもの足りない」

「うん、それはそうだ、予め敵に果し状をつきつけて正々堂々と相見えるというのでなくて、いわば奇策だ、自由党の策だからな」

「松方総理が演説でいった。日本の国務大臣はこんな妄漠たる事実で軽々しく進退するものでないと。