일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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わたらせがわ

渡良瀬川

大鹿 卓

大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면

아오조라 문고

しかしその手段をもって蒔きつければとにかく三四寸は生えることは生えますが、とても実のるなどというわけにはゆかぬ。それを試験場などは諸君のうちに招待状をだして、おいでになるとこの深耕法などを力を入れて講釈し、そうしてやればよいなどと実に迂遠なる話をするそうでございます。また鉱毒の試験も早くから栃木県でできている。この試験は誰がしたかといえば県立病院の薬局で月給八円か十円の者が調べたのである。ところが、昨年議会でやかましくいい、また地方の人民もやかましくいったので、その申訳のためか学士が来たり或は博士が来て試験したがこの人たちにはわからない。それで農商務大臣は昨年の答弁書で被害の原因について試験の成績に基ける定論がないといっている。なるほど今日の博士にはいろいろあって、なかには一山百文という博士もあるそうでございます」

ドッという笑声につづいて拍手が起った。正造はその間に息を入れてすぐつづけた。

「明治十二三年頃から渡良瀬川の魚が死ぬ、作物が実のらぬ、それで近傍の百姓は分析学もなにも知らないが、よく鉱毒を知っている。次に県庁の病院で分析してわかった。しかしそれから上にゆくとだんだんわからなくなる。