일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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わたらせがわ

渡良瀬川

大鹿 卓

大鹿 卓의 渡良瀬川(わたらせがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 280,528자 · 557화면

아오조라 문고

こうして示談の下準備は着々と進められ、やがてそれが各被害地個々に具体化した。村々の被害民総代は古河市兵衛名義の契約書に捺印した。契約書の内容は旧臘梁田郡長が郡下の各村長を集めて示した草案と大差ないもので、二十九年六月三十日までを粉鉱採聚器の実効を試験する期間とし、その間は何等の苦情をとなえることもできないし、行政や司法上の処分を乞うことも一切しないという箇条などまったく屈従的なものであった。

正造が被害地のこうした情勢を知ったのは、議会が終了して旬日後帰郷してからのことであった。正造は例によって東北線を古河駅に下車し、俥を雇って谷中村の堤防にでた。左手に渡良瀬川の曲折が葦原のあいだに梅雨にごりの水嵩をたたえているのを眺めつつ、藤岡町に来て河内屋に一泊した。翌日はまた三鴨、界、植野と被害地の村々を通って佐野へ出た。佐野ではまず村山半の邸に俥をとめた。主人が不在だというので井戸端で裸になって気持わるく汗ばんだ体を拭っていると、そこへ村山が帰ってきた。ともに座敷に通ると話はすぐ中央の政界の経緯になったが、

「議会での御奮闘の様子はおよそ新聞で拝見しました。