후리가나로 읽는 일본 고전
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げんだいてつがくこうわ
現代哲学講話
戸坂 潤
戸坂 潤의 現代哲学講話(げんだいてつがくこうわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 268,337자 · 522화면
世論はどうやって突き止められるか。
議会に於ける多数が自分達の世論を代表するものだとは、ブルジョアジー自身決して正直に信じてはいないから、之は除くとして、次に来るのは新聞紙である。近代的大新聞紙こそ世論の代弁者と指導者だということになっているのである。処が今日の吾々はもはや夫をさえ実際は信じていない。例えば『朝日新聞』の読者は、一九三二年の五月某日を境として天下の世論がグルリと変ったと信じているだろうか。
だが近代ブルジョア新聞紙を、正直に報道機関や評論機関として利用するのを止めて、ブルジョア新聞紙自身を報道現象乃至評論現象という現代に於ける一つの社会現象として取り扱うならば、夫は明らかに世論をつき止める一つの手懸りとなるだろう。なぜなら人々は、そうしたものが「世論」と銘を打たれて世間に行なわれるという事実を、少なくとも知ることが出来るだろうからである。だがそうすれば、新聞が世論を造るか世論が新聞を造るかという、新聞と世論との関係のあの蒸し返し蒸し返しされた問題は、あまり真面目な問題ではなくなるのである。それは鶏が卵を造るか卵が鶏をつくるかという問題とあまり隔りがない。