후리가나로 읽는 일본 고전
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めいしんとしゅうきょう
迷信と宗教
井上 円了
井上 円了의 迷信と宗教(めいしんとしゅうきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 151,147자 · 298화면
世人、あるいは宗教そのものが迷信なりと主唱するものがあるが、余輩は今日の宗教中には迷信が混入することを知るも、宗教そのものをもって迷信となすことを許さぬ。まず、この二者の別を述べておこう。
迷信は道理に背き学理に反する性質を有するものにして、宗教は道理以上、学理以外に根拠を有するものである。例えば、鬼門を侵せば祟を受くるというは迷信である。なぜなれば、鬼門を侵せばその方位にいる鬼が禍害を与うるとの説なれども、今日の学問にては、鬼門の方位に鬼の住せざることを証明してある。もしまた、その鬼は無形無色にして、目に見るべからずとするも、なにゆえにかかる鬼が東北隅に限って住するや、全く道理なきことである。ゆえに、鬼門説のごときは、学術も論理もともに許さざるところである。
民間にては丙午の年には大火がある、丙午に生まれたる女子は男を殺すと申すが、これは迷信である。丙も午も五行の方にては火気のさかんなる方なれども、五行そのものがシナの妄説であり、かつ、これを年月に配当するは、単に無意味の符丁に過ぎざるものである。しかるに、人生の禍福の運行がかかる無意味の干支によって支配さるるなどは、学説、論理ともに許さざるところである。