후리가나로 읽는 일본 고전
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めいしんとしゅうきょう
迷信と宗教
井上 円了
井上 円了의 迷信と宗教(めいしんとしゅうきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 151,147자 · 298화면
そのくわしい話は、余が『妖怪学講義』の「心理学部門」に書いておいたが、念のために、先ごろ伊予の『海南新聞』に掲げてあった一項を左に転載することにしよう。
犬神の濫觴はいつのころであったか。ある残忍の人が一匹の犬を土中に埋め、首だけ出し、口の届かぬ所へ飯をうまそうに盛って置いたところが、飢えに飢えて腹の中にはもうなにものも残さなくなった。犬は舌をうち、よだれを流してそれに食いつこうとした。けれども情けないことには、美味は口さきを離るること尺あまり、見るには近く食うには遠い。もがいてももがいても、埋没の身ははかない食欲をみたすことができなかった。あくまで残忍な悪戯者は、その身悶えするさまを快げに打ち眺めていたが、時分はよしと、やにわに抜く手も見せず、犬の頭を刎ねてしまった。バッと立ち上がる血煙の下に、犬の首はコロリと落ちたかと思うと、さにあらず。恐るべきは犬の執念で、首はそのまま飛んで、くだんの飯に食いついた。周囲に見ていた人々は、あたら炊きたての飯を畜生ごときに食わせるは惜しいと、首を突きのけあさましくも、みなみな寄ってたかって飯を平らげてしまった。