일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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めいしんとしゅうきょう

迷信と宗教

井上 円了

井上 円了의 迷信と宗教(めいしんとしゅうきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 151,147자 · 298화면

아오조라 문고

第一四段 四国の迷信 二(他種)

ゆえに、犬神の血族中にても、妻子はみな犬神と呼ばれて擯斥せらるるにかかわらず、男子はおおむねこの称を受けざることと、犬神の人に忌まるるは主として食物に関せざるはなく、したがってみな貧困者にして、士族または富裕の家に犬神ありしを聞かざることとの二事なり、云云。

阿波の池田町は四国中の犬神の本場と唱えられておるが、余は両度までこの町に遊び、犬神の実況についてくわしく聞いたことがある。昔は毎年犬神つきがたくさん生じたが、近年は次第に減じ、ことに小学校卒業者についた話を聞かぬと申している。

第一四段 四国の迷信 二(他種)

四国には、犬神のほかに狸つきと天狗つきとがある。例えば、讃岐のごときは犬神もあるが、むしろ狸つきが多い。しかし狐つきは全くない。むかしは、四国には弘法大師が封じたと称して、狐がいなかったそうだから、狐つきのないのは当然である。ただし、近年は狐もいるとのことなれども、まだ狐つきがないのは、古来の伝説のないためである。つぎに、天狗に至っては四カ国に共通して信ぜられている。余の四国巡遊中にも、たびたび天狗話を聞いたことがある。ただここに奇なるは、四国にて平民は犬神に苦しめられ、士族は天狗に悩まさると申して、士族の家には古来犬神の入りたるためしなく、平民の人には天狗のつきたる例がないそうだ。