후리가나로 읽는 일본 고전
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めいしんとしゅうきょう
迷信と宗教
井上 円了
井上 円了의 迷信と宗教(めいしんとしゅうきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 151,147자 · 298화면
第二九段 全国共通の迷信 三(天狗)
この不思議な雨と雪とはただちに消えて、今その原因を調査するよしもないが、親しくこの雨なり雪なりを見た各兵士の言によると、黒色の雨の場合は、空に降っている間は黒色だったが、地に落ちると普通の雨であったというので、おそらく天候か光線かなにかの結果であろうといっている。赤い雪は地に落ちても依然として赤かったそうであるが、原因は捕捉するよしもない。あるいは砲煙中のなにものかが、天候の突然の厳寒のために、なにかの結果を雪の上に与えたのではあるまいかといわれている。
かかる迷信は、わが国よりも西洋の方がかえって多いかと思う。
第二九段 全国共通の迷信 三(天狗)
怪火に次ぎて全国に共通せるものは狐狸と天狗である。狐狸のことは前すでに掲記したとおり各地方特殊のものがあるが、天狗は全国に通じて同一である。決して九州天狗と東北天狗との間になんらの相違はない。それゆえに、天狗がいかなるものかを説明するに及ばぬ。ただここに、天狗が人につきたるおもしろい話が『静岡民友新聞』に載せてあったから、左に抜抄しておく。
東海道米原駅機関庫の有志三十五名は、一日、御殿場口から富士に登り、その夜は山上に一泊して、翌二日、須走口に下山することとなって、午前十時ごろ太郎坊まで来て休憩中、強力が、「この辺りは昔から天狗のすみかで、折々登山者を苦しめる