후리가나로 읽는 일본 고전
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せかいのいっかんとしてのにほん
世界の一環としての日本
戸坂 潤
戸坂 潤의 世界の一環としての日本(せかいのいっかんとしてのにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,338자 · 422화면
それは自然科学乃至技術(又技術学)そのものの性質から当然出て来ることで、学校とか研究所とか官庁・会社・等のインスティチュートを離れて、個人的に仕事をするということは、今日の自然科学や技術乃至技術学に就いて殆んど絶対に不可能か又は無意味になっているからである。
処がこのような仕事の形式からいっても欠くことの出来ない、また生活の必要からいっても絶対的な条件であるインスティチュートは、或る意味では完全にアカデミカルなものだといって好いだろう。と同時に、そこで働く自然科学者や技術家はまた特別にアカデミシャンの名に値いするのである。彼等は自分の生活と仕事とを夫々のインスティチュート(いわば営利的近代アカデミーを含む)にだけ結び付ければ一応の功績と生活の安定とを得るのだから、インスティチュート又は広義のアカデミーの外に横たわる社会、政治や思想や文学が行なわれている社会、に対しては必ずしも直接の利害関係を有たない。だから彼等の生活意識自身がアカデミックにならざるを得ない。
イデオローゲンは之に反して大体からいってジャーナリスティックだといって好いだろう。政治家は、とにかく演説ということが仕事の一つだという建前になっているし、文士は文章を売って生活を立てている。