후리가나로 읽는 일본 고전
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せかいのいっかんとしてのにほん
世界の一環としての日本
戸坂 潤
戸坂 潤의 世界の一環としての日本(せかいのいっかんとしてのにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,338자 · 422화면
例を挙げると「ブラウンの新兵さん」(ワーナー・ブラザース)は軍隊生活が漫画化されているというので、「セシリア」(コロンビア)は宮廷の低俗な描写があるというので、いずれも上映禁止。日本人探偵が間抜けているというので、「姫君海を渡る」はカット。戦争のシーンがいけないというので「来るべき世界」もカット、チンパンジー猿が姦通(!)するので「痴話喧嘩」もカット。日本映画では「接吻の責任」(P・C・L)は内容も接吻という題も作者までもいけないというので、改題改作を命じられたし、「股旅千一夜」(日活)は社会風刺で大カット、「彼の場合」(日活)は貞操観念を無視するからというので、「雷名」(新興)は不孝な子を殺して無罪になるのが道徳に反するというので撮り直し、等々である。
外国の皇室や国体や軍隊や、又警官までも、日本の場合とは意味が違っているのであって、それであればこそ日本は世界無比で世界と共通性を持たないことが、何よりの誇りであった筈なのに、当局がこの国粋的な大義を忘れて、吾々日本国民が外国のしかじかの事件や風情を見聞することを禁じるというのは、何とした腑甲斐なさであろう。