후리가나로 읽는 일본 고전
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せかいのいっかんとしてのにほん
世界の一環としての日本
戸坂 潤
戸坂 潤의 世界の一環としての日本(せかいのいっかんとしてのにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,338자 · 422화면
日本では人民が何かに対して戦線を結成するということはあり得べからざることで、この言葉自身が国憲に背馳するものだというらしい。コンミュニズムは勿論国体に反するが故に、之を非合法たらしめるように法律が制定されている。処が人民戦線となると今日の処、之を取り締る法律はないので、合法性をもつように考えられ易い。そこでこの言葉そのものが、文法的に国体に悖り、文法的に非合法だという理論が発見された。法律上の非合法性の問題は、文法上の非合法性の問題にまで進出した。
非合法性の問題は、法制的なものから、より文化的な段階に進んで来たわけである。処でこの文法から文学へ、やがて芸術へ移行することはただの一歩ではあるまいか。例えば人民戦線の如きは、日本における「ユダヤ的」熟語であり、しかも他方では共産分子全滅の祝杯(弾圧功労者の賞恤)などがあげられる。この相矛盾した事情を参考すべきだろう。日伊協定の声も亦関係重大だ。
だが真の目標は何であるにしろ、又口実は何であるにしろ、日本がファシスト・ドイツとこれ見よがしの抱擁をしたということは、日本が自分自身ファシズム支持を声明したようなものだが、処がそのドイツにおいて芸術についてまでが「批評」