후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
せかいのいっかんとしてのにほん
世界の一環としての日本
戸坂 潤
戸坂 潤의 世界の一環としての日本(せかいのいっかんとしてのにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,338자 · 422화면
云々。
愛知県下の多数の私鉄の争議に於て、県の一特高主任が争議団側の宣言や要求書を起草し、争議解決後新設された従業員組合の役員選出を行い、従業員に向かって純正日本主義による労働組合の公認とか、皇道経済に立脚せる労資共同委員会の設置とかいう、妙な「政治的要求」(?)をかかげろ、と演説したというのが、問題になった緒口である。
内務省では云うまでもなく、それは誤解か中傷にすぎぬと云っている。警保局としてはそう云う他はあるまい。だが、この種の事件の一つ一つの報道が、仮に正確でなかったにしても、今日の日本の官憲(官僚・官吏)が一方に於て著しく「純正日本主義」的方針を持つようになったこと、従って又他方に於てこの方針に鬼の首でも取ったような自信を得て、各種の社会問題・争議・其の他に容喙するようになった、という一般的傾向は、到底否定出来ない。現に時の後藤内相などは一国を一大家族に準ぜしめるような大家族主義を切望しており、之によって農村問題でも何でも解決出来ると考えているらしい。
こうした皇道主義とか純正日本主義とかが一体何物であり、どういう必然性と必需性から現代に発生し、それからそれがどんな内容を有っているのか、ということに就いては、私は今まで方々で触れたから今は夫を反覆しないことにしよう。