일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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せかいのいっかんとしてのにほん

世界の一環としての日本

戸坂 潤

戸坂 潤의 世界の一環としての日本(せかいのいっかんとしてのにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,338자 · 422화면

아오조라 문고

特に之は宗教物と密接な関係があり、宗教物は出版口数としては三一年と三五年とを較べて五〇パーセントの増加であるが、一口の出版部数を考慮して見ると数量は極めて大きいのだ。だがそれにも拘らず、一二の例によっても、マルクス主義的出版が哲学の形に於てその元来の地味な発達を遂げつつあるということは推定に難くない。『都新聞』(一九三六年八月十八日)によると「かかる読書界の混沌たる中で、『唯物論全書』が相当の読者を引きつけていることは注目に値いし、たとえマルクス主義の実践運動が衰えたとは云え、その反面に於て、時代的懐疑をつきぬけ、文化の各領域に渡って根強く唯物史観的研究を理論的に深めている層の存在を明らかに示している」というのである。この全書は私自身と関係が深いから、この際あまり適切な引用ではないかも知れぬが、取りあえず一つの資料として引いておくのだ。

とに角、満州事変以来数年間続いた無内容な右翼出版物が、読書界によって整理されつつあるということは疑えない処で、右翼出版物に数えるべき性質のものでさえも、従来より少しは工夫のある形のものにまで落ち付いて来たと云うことが出来るだろう。