후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
せかいのいっかんとしてのにほん
世界の一環としての日本
戸坂 潤
戸坂 潤의 世界の一環としての日本(せかいのいっかんとしてのにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,338자 · 422화면
第一に、例えば宗教団体などの内部では一般の社会で問題にならない程度の反宗教的乃至非宗教的言論が極度に真剣な問題として意識される。アカデミーの内部では一定の学派的伝統があって、之を少しでも外れたテーマやスタイルはそれが真理であるなしに関係なく、一概に悪いことになっている。
第二に、宗教団体やアカデミーのような特殊の小社会の内部にだけ問題を限らずに、特殊な小社会相互の間の関係に問題を持って行くと、ここでは全体社会の内部の対立関係が、社会全体に於ける言論統制の最大の要素になるという点が、ハッキリして来るのであって、商品ジャーナリズムに於ける言論の統制などがその好い例である。この言論界では社会的常識を著しく越えたり逸脱したりした言論は、絶対に無視され沈黙させられて了うが、それは云うまでもなく出版資本乃至一般資本の経済的又観念的な要求に従わねばならぬからであって、而も社会全体の言論自身がこの資本による統制によって制約される結果となるのである。
第三に、この特殊な小社会相互の間の対立関係が、更に社会の政治的な支配関係をもった階級対立関係にまでハッキリして来ると、言論統制は最も意識的で計画的となる。