후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
せかいのいっかんとしてのにほん
世界の一環としての日本
戸坂 潤
戸坂 潤의 世界の一環としての日本(せかいのいっかんとしてのにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 215,338자 · 422화면
之は仕方がないとして、その代り今から十年程前に出来た日本ラジオだけは、初めから「マツリゴト」用のジャーナリズム機関だというわけである。そこで日本の放送なるものは、凡そ政治とは独立なものでなければならぬという原則が確立したのである。
だが注意しなければならぬのは、政治という観念が、この場合には或る特別な意味を有っているということだ。いやこの場合に限らず一般の場合にも往々政治というものは日本ではある特別な意味に理解されている。一言で云えば、政治というのは、政党政治のことなのである。と云うのは支配者が被支配者を支配するということは必ずしもまだ政治ではなく、夫は要するにマツリゴトの類なのであって、政治という熟語は自由民権式な形態に於けるブルジョア・デモクラシーの議会政治を指すものであったのだ。そういう意味に於ける政治から、独立せねばならぬと考えられたものが、半封建的な日本のブルジョア官僚であり、特に武官官僚の一群であった。軍人の政治からの独立とは実は之だ。処で日本ラジオは日本軍人と殆んど全く同じ意味に於て、政治から独立である。ただ後者の政治からの独立が明治の初年に成り立ったに反して、前者の夫は昭和の初年にぞくするというだけが違っている。