일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ぶっきょうじんせいとくほん

仏教人生読本

岡本 かの子

岡本 かの子의 仏教人生読本(ぶっきょうじんせいとくほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 124,886자 · 246화면

아오조라 문고

禅では「生鉄を嚼む」と言いまして、長い間生の鉄を噛んでいると、遂には噛みこなしてしまうというのです。

(注意一)しかし、塹壕戦をやって行くのには、前に述べましたように、それだけではなかなか堪えられないものです。何か絶えず、心を落ち付け慰めるものが必要であります。慰安のため二日も三日も自分の仕事を放棄するようでは、もはや塹壕戦ではありません。日曜も祭日も時には、犠牲にしなければならないでしょう。ですから、慰安なり休養なりは、その塹壕に即した(より添った)ものでなければなりません。出来たら、塹壕戦そのものの中に喜びと興味を持つのが一番確かでありましょう。仏道修業では刻々に自分の心を制禦し得て、刻々に現実の上に理想を見出して行きます。

(注意二)なおまた大切なことは、塹壕戦に向った以上、常に斥候、偵察機(直観)を働かして敵(目的、理想)の様子と味方との関係(自分の進況)を見守っていなければなりません。それをしなくても塹壕戦というものは、時に意外の方向に事業なり修業が展開して、予期した境地とは違ったところに成功することもありますが、まあ出来ることならそんな僥倖を望まず、正当に目指したものを得るのが当然ですから、目的への方向を間違えないよう、直観を働かせなければいけません。